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君のカラメル的愛情論

アラサージャニヲタが新米ママになりました。

つわりと仕事

私が妊娠判明したのが5週目だったので、気付くのは割と早かったように思う。当時はまだフルタイムで仕事をしていたので、職場への報告をどうするか悩んだ。

というのも、私は正社員ではなく、契約期間付のパートのようなものだったからだ。ちなみに更新時期はもう目の前だった。頑張れば妊娠のことを伏せたまま、乗り切れないこともないかもしれない。

が、私は役職のつく上司にだけは即報告した。何故なら、つわりが相当酷かったから…

 

妊娠中におけるつわりの種類は沢山あるという。私は1日に何度も吐く典型的な吐きづわりタイプだった。

 

つわりって、ドラマとかじゃ普段は元気でたまにウッてくるイメージだと思うでしょ?

 

とんでもない。

 

とにかく一日中気持ち悪い。24時間辛い。何をしてもどんな体勢をとってもだめ。「何か食べたいものある?」と聞かれても、なんにも食べたくない。お茶すら気持ち悪い。っていうか言葉すら発したくない。(喋ると出そう)こへさんが色々考えてごはんを買ってきたり作ったりしてくれたが、ひと口、ふた口でギブアップ。

仕事が休みの日は全く動けず、トイレに行くことすら億劫だった。常に自分の傍にゴミ箱があった。妊娠が関係しているのかは分からないが、若干の肌寒さも感じていて、5月も目前というのにストーブを点け、毛布にくるまっていた。

 

それでも、今思い返せばこの時期はまだマシな方だった。職場へは片道20分自転車を漕いで通勤していたし、昼休憩を除いて一応仕事はこなしていた。何かに集中すれば、その間10分、20分でも吐き気を忘れられる時間があった。(しかし相当何度もトイレへ駆け込んではいたけど)

吐き気は特に寝起きが一番酷く、目が覚めてもしばらくは動くことができない。なので、私は通常起床時間より1時間早く起き、超ゆっくりと朝の支度を整えてから仕事に向かっていた。

 

職場では上司にのみ報告していたと上記にも書いたが、私の具合の悪さは一目瞭然で、他の職員にかなり心配をかけていた。でも、まだ日数が浅すぎるので妊娠のことを言う訳にもいかない。ひたすら、「体調不良で…」と言う他なかった。

 

そもそも、妊娠期間で一番辛いつわり期間に、堂々と「私、妊娠してます!」と公表出来ないのもどうかと思う。安定期に入るまでは 何があるか分からないから、周りに言えずに無茶をする人だっているだろう。この期間こそ赤ちゃんを守らないといけない時期なのに、周囲には体調不良の人としか認識されない。世知辛い世の中だ…。

 

そんなこんなで私はフラフラになりながら日々をこなすしかなかった。あまりにも苦しい日は、仕事帰りに点滴を打ったりもした。が、この点滴を打ったからといって気持ち悪さが緩和されることは一切無い。

つわり期間に投与できる点滴は、所謂、脱水症状を防ぐための栄養と水分を補給するためのものなので、吐き気が治る成分が入っている訳ではない。それを知らないこへさんは、とにかく点滴打ちに行こう!とばかり催促してきたが、打ってもスッキリすることはなく投与に2時間もかかるので、元々注射嫌いな私は点滴に通うことにあまり心が向いていなかった。

 

だが、いよいよそうも言ってられなくなった。

つわり中はとにかく何も口にしたくない。でも胃に何も入っていなくてもとにかく吐く。胃液まで吐く。

ついに私は脱水症状に陥り、見兼ねたこへさんは私を入院させることにした。

 

長い長い入院期間がこれから始まることを、この時はまだ、知る由もない…。